歯周病は「歯肉炎」と「歯周炎」のふたつに分けられます。
歯肉炎は歯ぐきだけに炎症がおこる程度で、正しいブラッシングをすれば治る程度のものです。
歯周炎は炎症が内部まで広がり、歯槽骨の破壊が進む怖いものです。
厚生労働省は「健康日本21」という国民健康づくり運動を推進しています。
歯科保健分野では80歳までに20本の歯を残す「
8020運動」が1992年から推進されてきました。
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
歯が抜けるのは決して老化現象ではありません。歯周病は感染症ですのできちんと理解してコントロールして行けばあなたも80歳で20本も夢ではありません。
ご自身の歯を抜くようなことが無いように、もし異常があった場合、現在の歯科医療では、どこまで歯を残せるのか手法などを詳しくご紹介いたします。